今日、NHKさんからG戦ラジオドラマの完成版CDが届きました。
わくわく聴きました。
ぼろぼろ泣きました。
もちろん自分の原作に泣けたんじゃなくて
このドラマに関わってくださった方々の全てに。
ありがたくて。うれしくて。
演出の城宝さんからお手紙を拝見して、
特に主役のお三方は原作のキャラから
プレッシャーを感じてらしたようですが、
とんでもない。
最高ですよ。
もう私の中ではこの声でないとダメですよ。
ヘッドフォンで聴いてくださいとのことで
もちろんそうさせて頂いたんですが、
もうね、
あれですよ、
母音まで魂込めてくださってましたよ。
とっくにファンになりましたよ。
もちろんキャラクターの声のイメージというのは
読者様それぞれにあるかと思うんですが、
収録前に原作を読んで、
恐縮な事にこんな漫画にプレッシャーまで感じてくださって、
喉の調子や体調を整えて、朝起きて、御飯食べて、
NHKの録音スタジオに入って、演出に時間をかけて、
悩んで努力してくださった方々の声だと思うと、
もうその事実だけで泣けてくるわけですよ。
私の中ではこれが本当の町蔵達の声なのですよ。
単行本よりこっちのラジオドラマを売って頂きたいくらいですよ。
そのくらい感動してしまいました。
録音している方は是非ヘッドフォンで聴いてみてください。
すごく凝ってるんです。細かいところまで!
自分の作品が他のメディアで放送されるのは初めてなのですが、
この媒体、スタッフの方々に作って頂けて、G戦は幸せ漫画です。
次の連載をする前にこのラジオドラマを聴く事ができてよかった。
自分の原作を再構成して頂けて、もの凄く勉強になりました。
連載が終わってからほとんど読まなかったG戦を先ほど読んで、
足りなかった事、多すぎた事などの反省点を次に活かせる、
まだまだやれることがたくさんある、と感じさせてくれました。
声や音でこんなにイメージが沸くなんて、凄い事です。
このラジオドラマに一番影響されたのは、多分作者の私です。
作品の前に、人ありきだなあと思いました。
声優さんからも大変暖かいメールを頂いて本当に嬉しいです。
ありがとうございました!!